かつどうにっきとびぼーろく

落書きとかコスプレとかゲームとかする人の適当なブログ

哀しみ

つい先日、知り合いが亡くなったとの報を受けた。

その報を受けた時、僕は学校でちょうど帰るときだった。心がかき乱される感じがして、穴が開いた気分だった。

でも泣くのは違う感じがして、原付に飛び乗って、僕は家路についたのだけど、途中でどうしても耐えられなくなってしまって、道の端に原付を止めて、声を上げて泣いた。

 

人生はままならないことの連続で、どうしようもないことがいっぱいある。ゲームみたいにタイムラインを逆行することなんでできやしない。もしあの時ああしていればなんて考えは何の意味もないんだ。でも考えずにはいられない、それが僕という人間で、僕の生き方だから。多分僕は後ろを向いて後ろ歩きで生きてゆくんだろう。

まるで浅野いにおの漫画みたいだ、実際、今日僕は朝の太陽の光を見て「あぁ、綺麗だな」なんて思った。世界の終わりと夜明け前、素晴らしい世界、辛くてどうしようもないのに、時折世界は美しい顔を覗かせてきやがる。ちくしょう、ちくしょう。

僕はあの人が居ない世界で、今日も生きていく。どうかあの人の次の生が幸福であることを願ってやまない。またいつか、何処かで会いましょう。