怪文書
とある方が産廃にあげてるSSを見て、僕も怪文書を書きたくなってしまったので。
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博麗霊夢の掌の上に、一枚のメダルが在った。
白銀に輝く、何の変哲もないメダル。しかし、「こちら側」に在ってはならないもの。
かつて、「世界の外側」において
それを司る鍵となるメダルが、そこに在った。霊夢の、掌の上にあった。
何からも絶対的な自由を謳い、絶対な孤独を持つ博麗の巫女。そこにある支配のメダリオン。恐らくは、外なる世界の
これを、こちら側からの
あぁ、誰が、誰が自由になる権利から逃れることができようか。自らたちが真に自由になるために、得体の知れぬ巨大な存在から逃れられると判ったときに、人は走り出してしまう。彼女もそうであった。例え、何かも干渉を受けぬ博麗の存在であったとしても、自らの衝動には抗えなかった。彼女は、自らの知己である存在に一つ、声をかけて入れば、あのようなことには。
彼女はたどり着いてしまった、無縁の塚、外なる世界とつながる場所。そこには壊れたあまたの
コインは転げ落ちてゆく、スキマの中に。在るべきところから外れて、中の人間が自らコインを入れたなら、存在そのものがの
さぁ、もう一度、紅魔異変をはじめよう。
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なーに書いてんだろうねコレ